日本の伝統文化を敬う

伝統とは、ただ後世に残すものでなく、人々と共に生き続けるもの、、、

Kierumiにとって日本の伝統は過去の記録ではなく人々に宿り続ける日本の魂であると考え、職人の方々や、農家の人々、そして伝統工芸の担い手は日本の心と精神を静かに支え続け、それを生き方で表現しています。

私たちは活動を通して地域の活性化やコミュニティの再生を目指すと共に、あらゆる伝統文化や工芸やそれに関わる人々をそれぞれの物語としてドキュメンタリー映像としてシリーズ化し、世界に発信する事で日本に生き続けてきた伝統を人々に伝え、記録し、未来へ継承していく事を活動の根源としています。

伝統をかたちづくる手

伝統のなかには書物に記されるものもあれば、何世紀にも渡り職人の方々の長年の鍛錬による感覚のみによって受け継がれてきた事も沢山あります。

それは技術だけではなく、言葉では表す事の出来ない、そこに宿る想いや魂、敬意など。

Kierumiはその長年受け継がれてきた伝統の中にある、書き記せない技や言葉に表せない精神や想いに最大の敬意を表し、それを次世代に受け継いで行く事を目指しています。

Kierumiは現在、活躍されている伝統工芸師や職人の方々に焦点を当て、その方の生き方や想い、洗練された作品や技術を一つの物語として紹介していきます。

彼らの活動は単なる仕事ではなく、歴史を体現し、過去と未来をつなぐ架け橋なのです。

しかし時代の変化とともに、多くの伝統は失われる危機に直面し、職人の後継者は急速に減少しています。かつて師から弟子へと代々受け継がれてきた知識や技術も、今では存続が困難な状況になっています。

私達の使命は、これら現存する伝統に光を当て、その物語を語り継ぎ、価値と魅力を世界に広めて行く事で、共感する仲間を増やし支えて行く事です。